太陽が射手座を通過中(死と再生)
- Momo ジョーティッシュ
- 2024年12月19日
- 読了時間: 3分

私は、太陽は太陽系の中心であり、最も重要な天体と考えています。
占星術上でも、太陽は「使命、目的」という意味があります。つまり、中心を定めるものです。
私の経験上、太陽が各星座を通過する期間、それぞれの星座のテーマが求められるような出来事が発生している様に思います。そして、射手座を太陽が通過する時、出生図上でも射手座に太陽が在住していたり、その他の惑星が在住していると、とりわけ強いインパクトを持って、その星座のテーマが降りかかってくる印象です。
12月中旬~1月中旬ごろまで。太陽が射手座を通過します。
※大体、12月18日~1月18日ごろの事ですが、実際の天体の動きは毎年変わるのと、国によって時差があり、1日前後変動しますので、大体と思ってください。
天体が通過する日付については、以下の書籍を参考にしています。
※13星座の鑑定の仕方なども書いてありますが、私はインド占星術をベースにしているので参考にしておらず、自己流です。
本題ですが、射手座のテーマです。
射手座のテーマ
・古いもの、ネガティブなものの焼却
・灰になる、ゼロになる
・再生と復活、フェニックス
・生まれ変わる
1月中旬ごろまで、この様なテーマに関わる出来事が起ったり、その様な課題に直面する人達を間近に観察するかもしれません。
しかしそれは、自分や周りの人たちの心身が調和を取り、地球・宇宙の本来の自然なリズム・循環に入る為の必要なステップです。全ては必要であるために起こっている事であり、その様に冷静に観察する事を忘れないでください。
特に、12月18~28日までの期間は、太陽がムーラというナクシャトラに在住します。射手座のナクシャトラであるムーラは、鋭い性質を持つナクシャトラであり、死と再生である射手座の性質を鋭く体現しています。過去、ムーラにラーフ・ケートゥ軸(日蝕・月蝕のポイント)が重なるタイミングでは、例年、世界が変革するような大きな出来事が起こっています。太陽がムーラに在住する時も同様に、破壊と再生のエネルギーにより、火災、災害、環境の変化、何か行動したくなる、破壊・変革したくなる様な心境の変化などを経験するかもしれません。
12月21日(土)は冬至となります。古い過去の自分を焼却し、新たな自分へと生まれ変わるために、今まで抱えていた不要な感情やトラウマ、カルマを手放す必要がある人は、その様な内面の葛藤が浮上してくるかもしれません。どうか、その様な感情や葛藤に飲み込まれないでください。それらは手放す必要がある為に一度再体験する必要があったものです。ただ自分の中を通り過ぎるのを観察してください。
射手座の時期には、この様なテーマが起こりうることを、冷静に観察してください。