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水のエレメントの星座

  • 執筆者の写真: Momo ジョーティッシュ
    Momo ジョーティッシュ
  • 2024年2月27日
  • 読了時間: 3分

更新日:3月29日


13星座における、水のエレメントについてお話致します。


水のエレメントに該当する星座

・かに座

・さそり座

・蛇使い座

・うお座


水のエレメントの性質

・変形自在

・循環する

・流れる(低い所へ)

・浄化、清める・潤いを与える(水分)

・生物との深いつながり(体液、血液)


 

変形自在、循環する

水は、太陽エネルギーと重力によって、常に地球の中で循環しています。

河川や海の水が蒸発し水蒸気となり、凝縮され雲になり、やがて冷やされて雨や雪となり大地に降り注ぎ、それらが再び河川となり下流へ流れていきます。

また、循環のサイクルによって、液体、気体、固体(氷や雪)とその姿を変えてゆきます


自分では変化できない

循環のサイクルのためには、太陽の熱(火)、大気(空気)、山(地)が必要です。

火、空気、地のエレメントの力によって、変形自在に姿や流れを変えていく事ができますが、水自身のエネルギーによって、変化する事はありません

何か別のエネルギーによる働きかけによって、変化します

水は、一か所にとどまる事で、力を失います

動きのない水を想像してください。長い間掃除をしていないプールなど。

それは、腐敗し、澱み、生命力が失われた汚水になります。


低い所へ流れていく

重さがあるために、重力に影響されます。雨となり大地に降り注ぎ、山の上流から下流へ流れていきます。つまり、高い所から低い所へ流れます。


浄化、清める

水は浄化の力があります。汚れを洗い落すだけでなく、良質の水を飲み排出する事で体内の毒を洗い流す事ができます。

この様に、生物の体内でも同じ様に水の循環があります

水分を摂取する事で、唾液や消化液、血液などの、様々な性質の体液を作りだし、汗の蒸発や排尿によって体外に排出します。

また、涙は感情の高ぶりを浄化し、洗い流す作用があります。


 

水のエレメントの星座は、かに座・さそり座・蛇使い座・うお座です。

これらの星座は、以下の様な共通点があります。

特に、これらの星座をアセンダントとして持つ場合は、顕著にこの様な性質が現れます。


・影響されやすい(共感能力)

・自他の感情に敏感

・受動的

・他人の痛みや苦しみに敏感

・優しい、癒しのエネルギーを持つ


「かに座・さそり座」と、「蛇使い座・うお座」はそれぞれグループ分けされ、少しニュアンスが異なります。


「かに座・さそり座」は、硬い殻を持っています。その為「硬い」性質があり、物事を観察するときに独自のフィルターを形成します。良い意味でも悪い意味でも視野がタイトです。硬い殻によって、脆くて弱い自分を隠しながら、小さな覗き穴の中から物事を観察します。それにより傷ついたり、思いこみを作ったり、時には攻撃的になったりします。その代わり、自分と同じ痛みや苦しみを抱えている人には深く共感し、自分に良くしてくれる人には深く感謝をし、寄り添い、助けようと努力します。


「うお座・蛇使い座」は、殻がないために、自分自身に対して無防備な面があります。前者に比べて純粋で、相手と同化しやすく、影響もされやすいです。あらゆることに共鳴するため、エンパス体質の傾向があります。信じやすく騙されやすい為、裏切られたと失望する事もあります。ですが、純粋さの為に、完全に相手を見限ったりはしません。自分軸を保つために、人と適度な距離を保つ事が必要です。この2つの星座は、水のエレメントの他、素粒子の様な根源的な性質を併せ持ちます。精神的な成長のために最も重要な2つの星座です。


これらの星座はいずれも、浄化や癒しのエネルギーを持ちますが、「かに座・さそり座」は、癒す対象が近しい人達(狭い視野)なのに対して「蛇使い座・うお座」は、癒す対象が全人類的(広い視野)です。

元インド占星術鑑定士 鈴

元インド占星術の鑑定士。現在は、インド占星術をベースにし、蛇使い座も含めた13星座での占星術を研究しています。当サイトの記事は今までの占星術の常識を覆す様な内容も含まれる為に、まずは「はじめに」をご覧ください。

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